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​水中プラズマで​より良い社会へ

​ブルーディアの技術

​なぜ生まれた?

自然のチカラを、科学で再現する

雷が多い年は、なぜか豊作になる——。

 

これは、雷が空気中の窒素を変化させて、雨に溶け込んだ栄養が植物を育てるからです。​

私たちはこの自然のしくみに着目し、「水と空気から、肥料や防藻機能のある“機能水”をつくれないか?」と考えました。ブルーディアの技術は、自然に学びながら社会課題を解決する、新しい水のかたちです。

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​どんな仕組み?

水と空気から、
“働く分子”を自在につくる

ブルーディアの技術は、水と空気に電気をかけて“水中プラズマ”を発生させることで、「プラズマ機能水」と呼ばれる特別な水をつくり出す仕組みです。

 

この技術では、特定のプラズマ発生条件によって、水の中に藻の発生を抑える活性成分(ラジカルなど)が生成されます。
薬剤を使うことなく防藻効果を得られるため、清掃作業の削減やスマートな環境制御の実現にもつながります。さらに、水中プラズマには以下のような3つの技術的特長があります。

 

・高い反応性

水と空気から反応性の高いラジカルや分子を生成


・低温での活性制御

常温・水中という穏やかな条件でも反応可能


・反応設計の自由度

目的に応じて生成物を調整できる柔軟性

 

これらの仕組みにより、電気の力だけで水を“機能化”できるという、ユニークかつ汎用性の高い反応場が生まれています。

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​どこで役立つ?

農業から環境、そして宇宙へ。
広がる応用フィールド

ブルーディアの水中プラズマ技術は、藻を抑えるだけではありません。“水を機能化する”という特長を活かして、さまざまな分野への応用が進んでいます。

・植物工場での防藻とスマート化
水に電気を加えてできるプラズマ機能水は、薬剤を使わずに藻の発生を抑えることができます。
清掃作業を大幅に減らし、省力化とスマート化に貢献します。実証実験では、防藻効果だけでなく、作物の収量や栄養価の向上も確認されています。

・環境分野での活用
プラズマの力で生まれるラジカルは、PFAS(有機フッ素化合物)のような難分解性物質を無害化する反応にも応用が期待されています。これは、環境浄化の新しい技術として注目されています。

・ 素材/化学分野への展開
水中プラズマは、ナノ粒子や機能性材料の合成にも適しており、温和な条件下で高性能な材料を生み出す可能性を秘めています。

・宇宙農業という未来
水と空気と電気があれば機能水をつくれるこの技術は、将来的に宇宙空間や月面での循環型農業にも応用できると考えられています。

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​なにがすごい?

研究から現場へ。信頼できる技術が、社会に動き出す

ブルーディアは、東京理科大学で生まれた水中プラズマ技術の社会実装を担う企業です。


この技術に関する特許は大学から正式にライセンス提供されており、研究成果をビジネスへと昇華するパートナーとして、産学連携を行っています。

 

また現在は、国内の植物工場と連携し、現場での実証実験やデータ取得を進行中。将来的には、国内外の植物工場にプラズマデバイスを展開し、清掃フリーのスマート植物工場の実現を目指しています。

 

信頼ある学術基盤と、現場での実証に裏打ちされた社会実装力。これこそが、ブルーディアの技術の確かさです。

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